退去のときに、入居時と同じ状態で明け渡すことを「原状回復」といいます。
新しいお部屋に引っ越すときには、当然これまでのお部屋を退去するでしょう。時間が許す限りお掃除をして、きれいな状態で明け渡せば、大きな金額を請求されないことが多いです。しかし、請求されても仕方がない場合もあるのです。
1.かなりのヘビースモーカーで、換気をしなかったり空気清浄機を利用していないため、通常以上に壁紙が汚れている。
2.壁などに目立つ落書きがあったり穴があいている。
3.ペット不可の物件で、内緒でペットを飼っていた。
これらの場合は入居者負担になることが多いので、心当たりがある方は、退去までにできる限り改善しておいたほうがよさそうです。
こういったトラブルはケースバイケースであり、自分で判断することが難しいものです。宅建協会で定める「原状回復のガイドライン」を参考にしていただくとよいでしょう。
また、 物件によっては、誰が補修費を負担するかが契約書で定められている場合もあります。契約書は申込をしてからもらうものなので、お部屋を決めるときに事前に調べることは実際にはむずかしいと思われます。
自分でできるトラブル回避の基本として、退去の際には水廻や室内をきちんと掃除しておくことをおすすめします。多少お金はかかりますが、時間が足りない場合にはルームクリーニングを頼んでお掃除してもらうのも一つの方法。余計な清掃費の請求はされないでしょう。
なお、退去予告は退去日の1ヶ月前までに、と契約書に書いてあることが多いです。これを過ぎると、予告不足金がかかることもあるので要注意!